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第8日 SQLiteでかんたんデータベース連携

1時限目:スケジュールの登録
2時限目:スケジュールの検索
データベース連携です。PHP5から標準でバンドルされたSQLiteをデータベースサーバとして採用し、PHPから基本的なデータ登録、更新、検索の手順を解説。

◆◆◆◆まとめ(1時限目)◆◆◆◆

●PHPアプリケーシヨンからデータベースに接続するための、代表的な手段として、「データベース専用関数」を利用する方法があります。
●データベースに接続するには、SqLite_open関数で対象のデータベース・ファイルを指定します。
●データベースを操作するには、SQL命令を使用します。SQL命令を発行するには、Sqlite_query関数を利用します。
●SQL命令は、データ操作言語とデータ定義言語とに大別できます。
●データベースの切断は、Sqlite_close関数で行ないます。
●アプリケーシヨン内で繰り返し利用する仕組みは、ユーザ定義関数として定義しておくことで、コードを簡潔に記述できます。
●ユーザ定義関数は、function命令で定義することができます。戻り値がある場合にはreturn命令を使用します。
★軽量データベース・エンジンSQLiteを利用して、簡単なスケジュール管理を作成。

08サンプル(day08-1) ①schedule_record.php day08-1.htmlファイル(ソース)
  ②schedule_record2.php day08-1.htmlファイル(ソース)
  ③schedule_read.php day08-1.htmlファイル(ソース)
  ④schedule_delete.php day08-1.htmlファイル(ソース)
  ⑤schedule_sqlite schedule_sqlite(ソース)
①コンボボックスを定義するためのユーザ定義関数。
②ファイルを起動すると空白が登録される・データベースへの接続。・SQL命令の発行・データベースからの切断。

◆◆◆◆まとめ(2時限目)◆◆◆◆

●sqlite_query関数でSELECT命令を発行した場合、関数は戻り値として結果セットを返します。
●結果セットとは、テーブルから取り出されたレコード群を保持するために、メモリ上に用意された一種の「仮想テーブル」です。
●結果セットは現在のレコード位置を示す「レコード・ポインタ」を持ちます。ポインタが示すレコードのことを「カレント・レコード」と言います。
●結果セット内容を順に取り出していくには、sqlite_fetch_array関数を使用します。
●テーブル内のレコードを一意に特定するキーのことを、主キーと言います。
★スケジュール情報を一覧表示してみる。また、該当するスケジュール情報をデータベースから削除する。

08サンプル(day08-2) ①schedule_read.php × day08-2.htmlファイル(ソース)
  ②schedule_delete.php × day08-2.htmlファイル(ソース)
①・データベースへの接続・SQL命令の発行・取得した結果セットを出力・データベースの切断
②・データベースへの接続・SQL命令の発行・データベースの切断