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第3日 関数利用(基本)

1時限目:配列関数
2時限目:セクション関数
3時限目:日付管理
PHPでは、関数が豊富に用意されています。関数を利用することで自分のやりたいことを簡潔に記述できるのが特徴です。
PHPの世界では、原始的なアルゴリズム(例えば、ソートなどのしくみ)にあまりとらわれる必要はありません。すでに用意された関数という部品が提供する結果を組み合わせるだけで、自分のプログラムを構築することができる。

◆◆◆◆まとめ(1時限目)◆◆◆◆

●なにかしらの入力に基づいて処理を行い、結果を返す命令のことを「関数」と言います。PHPには、あなたの関数が用意されており、これらの関数を利用することで直感的なこコーディングを行なうことができます。
●関数に対する入力のことを「引数」、関数からの出力のことを「戻り値」と言います。
●PHPには、公式のリファレンスが用意されています。公式リファレンスの構文記法を理解しておくことは重要です。
●連想配列を利用することで、配列内の要素をランダムに取り出すことが容易になります。
●PHPには、コメント構文として①「<!- -~- ->」②「//」③「#」④「/*~*/」の4種類が用意されています。
★PHP標準で用意された、配列関数を利用して、おみくじ機能を作る。

03サンプル(day03-1) ①kuji.phpファイル day03-1.htmファイル(ソース)
①一回目のアクセス、二回目のアクセス、アクセスごとに異なる結果が表示されます。

◆◆◆◆まとめ(2時限目)◆◆◆◆

●セッションを利用することで、アプリケーシヨン共通のデータをクッキーよりもセキュアに管理できます。
●セッションの読み書きには、スーパーグローバル変数のひとつである$_SESSIONを使用します。
●セッションを開始するためには、session_start関数、セッションを破棄するにはsession_destroy関数を使用します。
●セッション関数に多くの設定パラメータが用意されています。例えば、session.auto_startパラメータを設定することで、セッション開始を自動化します。
●PHPには、値のデータ型を確認するためにis_xxxxxx関数が用意されています。
●乱数を生成するには、mt_srand、mt_rand関数を使用します。
★数当てゲーム。

03サンプル(day03-2) ②game.phpファイル △ day03-2.htmlファイル(ソース)
②あらかじめランダムに設定された1~100までの数値を、何回で当てられるか?数値を入力すると、
入力した数値が正解の場合。正解でない場合のコメントを表示。
※ローカル動作、WEBエラー

◆◆◆◆まとめ(3時限目)◆◆◆◆

●日付関数では、日付データをタイムスタンプ値として表します。タイムスタンプを利用することで、日付データの演算/比較も簡単に行なうこともできます。
●タイムスタンプとは、1970年1月1日からの経過秒のことをいいます。
●任意の日付からタイムスタンプを生成する関数には、mktime、strtotimeなどの関数があります。
●date関数を利用することで、日付データを整形したり、日付/時刻要素を抽出することが出来る。
●日付の妥当性をチェックするには、checkdate関数があります。
★指定された月のカレンダを表示。

03サンプル(day03-3) ③calendar.phpファイル day03-3.htmlファイル(ソース)
  ④checkdate.phpファイル day03-3.htmlファイル(ソース)
③デフォルトで今月のカレンダを表示。「~calendar.php?num=1」でひと月前のカレンダを表示。
④2005年2月のカレンダ。